居住地校交流と5・6年生参観懇談

2024年9月12日木曜日

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 9月12日(木)

 本日も朝から暑い日でした。昨日に引き続き、暑さ指数(WBGT)値が31度を超えたため、中休み以降、外での活動を控えてもらいました。子ども達には、2日間外遊びができずつらい思いをしてもらっていますが、子ども達の安全を第一に考えての対策となります。もう少し辛抱してくださいね。

 今日は、奈良県立奈良西養護学校との居住地校交流がありました。2名の児童に来ていただき、自己紹介をしてもらったあと、みんなで「ジャンボリミッキー」ダンスを踊りました。次に、ボールの受け渡しリレーのゲームや、みんなで「パラバルーン」を楽しみました。1学期からお手紙やビデオでの交流を深め、本日は実際に会って一緒に活動する待ちに待った日でした。和やかな雰囲気の中、交流を深めることができました。本校までお越しくださった児童・保護者の皆様、また奈良西養護学校の先生方、本当にありがとうございました。

 午後からは、5・6年生の参観懇談がありました。今日も「人権」に関連する学習を見ていただきました。5年生は、「新大陸への航海」という設定で、はじめにもし自分が未知の新大陸へ行ったら、次の20こ(1飲める水2自由に使えるお金3栄養のある食べ物4友達5野原や林6生活できる部屋・家7家族8おしゃれな服9お菓子10ご飯やパン11ケガや病気を治療してもらう12ジュース13きれいな空気14ゲーム機15靴などの履物16庭付きの大きな家17テレビや新聞18ペット19衣服20電話)の内、どれが必要か5つ選び理由も考えます。次に、グループでお互いの意見を言い合いながら、意見をまとめていきます。どれが正解というわけではなく、お互いに考えていることや必要としているものは違うことや、考え方や価値観も違うことなどを学んでいきます。子ども達の未来は、多様性の時代です。様々な価値観を共有しながら、新しい考えを生み出す素地を養ってほしいですね。

 6年生は、「ちがいのちがい」という学習で、6つの事例が「あっていいちがい」なのか「あってはいけないちがい」なのか、はたまた「どちらともいえない」なのかを考えます。(事例「A組ランドセル登校、B組自分の好きなカバンで登校」「野球場で上級生はグランド掃除なし、下級生は必ず掃除」「ジョンくんは肌の色が黒いがトムくんは白い」「日本のゆきこさん(10歳)は毎日学校、フィリピンのオスカーくん(10歳)は毎日工場で働く」「男の子はズボン、女の子はスカートしか履くことができない」「日本では食事のときには箸、インドでは指を使う」)自分の考えを持ったあとにグループで話し合いをして、考えをまとめます。さすが6年生、しっかりとした理由を下に考えを述べていました。この学習でも、互いの価値観の違いを認め合いながら、考えをまとめていったり、グローバルな視点での多様な価値観から「公平と平等」の視点も含め物事を見ていく視点を学ぶことができていたようです。子ども達の発言を聞きながら、伏見の最高学年6年生の頼もしさを感じることができました。



 お忙しい中、たくさんの保護者の皆様にご来校いただき、ありがとうございました。

このブログでは、伏見小学校の学校の様子をお送りします。

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