9月3日(火)
朝晩はずいぶん涼しくなり、今朝の子ども達の登校の様子を見ていても、少し暑さが和らいできたように感じます。今朝も地域コーディネータの皆様に来ていただき、漢字検定の受付をしていただきました。連日にわたりありがとうございました。
理科室から賑やかな声が聞こえてきます。6年生が、「生物どうしのつながり」の学習で、光学顕微鏡を使って池の水の中の様子を見る学習をしているようです。まずは、先生から使い方や気をつけることを教えていただき、実際に自分たちで操作していきます。先生が用意しれくれた池の水をビーカーに入れ、スポイトでスライドガラスに一滴、カバーガラスをかけて準備完成です。小さな倍率から少しずつ拡大していくと・・・「あ、何か見える・・・」と歓喜の声。肉眼では見えないけれど、顕微鏡で見えたプランクトンも生きている、そして同じ生き物としてつながっていることが実感できたのではないでしょうか。地球の誕生とともに生命の源として生まれたプランクトン、神秘的な世界も見ることができましたね。
人はだれでも「知る喜び」や「学ぶ楽しさ」を本能的に感じます。好奇心というか、新しいものに触れたり発見したり、体験することで「生きている」喜びを感じます。幼い子ども達は、毎日毎時間、新たな発見に感動し驚き、学ぶ楽しさの中にいます。学校での学びも、知識の詰め込みや受験勉強のためだけではなく、本来の「学ぶ楽しさ」「知る喜び」を感じられる学習にしたいものです。