9月6日(金)
本校には、音楽室が2教室あります。一つの教室では4年生、もう一つの教室では3年生の授業が行われていました。
まず、4年生の授業を見に行くと、授業の開始で発声練習をしています。「ドミソ」と全員が美しい歌声で合わせます。次に、半分の児童は同じく「ドミソ」、もう半分の児童は「ドミド」の合唱形式でハーモニーを奏でます。みんなの声を合わせると、すばらしい旋律を生み出すことができる、ということを体感できたのではないでしょうか。次に「10 歳をむかえる日に」という合唱曲の練習です。楽譜にあらわれる付点2分音符(もとの音符の長さを1.5倍【もとの音符+もとの半分の長さの音符】にする)の音を確認し、みんなで歌います。歌うのが大好きな子、一人で歌うことが好きな子、歌うのが苦手な子など、様々だと思いますが、みんなで歌声を一つにし、新しい旋律を刻む楽しさ、心地よさを感じられるのが授業のよさだと思います。みんなで気持ちを一つにして、美しい歌声を響かせてくださいね。
3年生は「旋律の音の上がり下がりに気をつけて聴きましょう」というめあてで学習を進めています。有名な「メヌエット」の曲を鑑賞し、教えてもらった着眼点に沿って感想を書きました。次に「とどけよう このゆめを」という曲を、リコーダーと歌で演奏・合唱します。パートでリコーダーで演奏する部分と、歌を歌う部分があるようで、子ども達は慣れた様子で演奏合唱していました。3年生の演奏・歌声もすばらしいものでした。どちらの学年も音楽を奏でるときの子ども達の表情が何よりも素敵な授業でした。