2年町たんけん・6年「SOSの出し方」授業

2024年6月12日水曜日

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 6月12日(水)

 今朝も朝から気温が高く、時折吹く風が心地よく感じます。子ども達は、暑さに負けず元気に登校してくれました。

 今日は、朝から2年生が生活科の学習「町たんけん」に出発です。5つのグループに分かれ、それぞれ違う方面に「たんけん」に向かいます。校外に出るため、安全面の配慮から地域コーディネーター・ボランティアの皆様にもご同行いただき、ご支援いただきました。暑い中本当にありがとうございました。この「町たんけん」で実際に見聞きした学びを、各グループが他のグループに伝え、全員で伏見校区の町のよさを再発見していく予定です。自分の住む町に愛着を持ち、生涯にわたって故郷を大切にできる子ども達であってほしいものです。

 6年生教室では、先週の5年生に引き続き、いじめ防止啓発「SOSの出し方」授業が行われました。5年生と同じく、いじめの相談ができる SNS 報告相談アプリ「STANDBYスタンドバイ」の運用をしているスタンドバイ株式会社のスタッフによるオンライン授業です。まずは動画で、いじめを受けた児童が匿名で相談できるアプリに相談を送信するか、しないほうがよいのかを選択する場面までを見て、自分ならどうするかを理由と共に考えます。各クラスで意見の選択人数を集計し、6年生全体での数を共有します。「送信する」が79人、「送信しない」が42人という結果でした。どちらが正解というわけではなく、自分の選択を知ることと、その選択によりどうなるのかを考えていく授業です。実際にあった場合にも、選択により結果が変わってくることになりますが、これを選択すればこうなる・・・といった単純なものではなく、その時のその状況や人間関係など、様々な要素を考えながら、最適な選択ができるようにしていく学習です。「いじめ」は絶対に許されるものではありませんし、子ども達一人一人に大切な人権があります。こういった「考える」体験を通して、これから「いじめ」に出合った時に、自分がどうすればよいかを考えられる子ども達に育ってほしいと思います。