習字(毛筆)の学習風景より

2024年6月3日月曜日

t f B! P L

 6月3日(月)

 6月《水無月「みなづ(つ)き」》を迎えました。雨がたくさん降る時季なのに、なぜ”水の無い月”って書くのでしょう。「水無月」の”無”は”の”にあたる連体助詞ですので、「水無月」は”水の月”ということになります。田植えが済み、田に水を張る必要があることから”水の月”→「水無月」と呼ばれるようになったようです。

 3年1組には、今日から2週間教育実習生が入っています。授業をしたり、他の先生方に指導していただいたり、また時には子ども達と遊んだりしながら、教員を目指すために学んでいます。子ども達にとっても、学生さんが教室にいてくれるのは、とても嬉しいようです。今年は、あと5名(秋頃)実習生が入ってくる予定です。伏見小から、たくさん将来の先生が巣立ってくれることを期待しています。

 3年生のクラスで、習字(毛筆)の授業をしていました。「土」という横画・縦画の基本が入った文字です。3年生から学習するこの習字(毛筆)は、各教科等の学習活動や日常生活に生かすことのできる書写の能力を育成することを目標に、まずは、文字を書く基礎となる「姿勢」、「筆記具の持ち方」、「点画や一文字の書き方」、「筆順」などの事項から、「文字の集まりの書き方」に関する事項へと、内容を系統的に指導するよう示されています。さらに、文字や文字の集まりの書き方を基礎として、筆記具を選択し効果的に使用するなど、目的や状況に応じて書き方を判断して書くことについても示されています。今日は、先生からその基本を確認してもらいながら、見本文字をなぞり、字形を覚えていよいよ自分で書いていきました。普段の鉛筆とは感覚も大きさも違うので慣れるのに時間がかかるでしょうが、きっと練習の積み重ねで上達することでしょう。