9月11日(木)
今日は、5・6年生の授業参観がありました。一昨日の1・2年生と同じく、人権にかかわる授業を見ていただきました。
5年生は「新大陸への航海」という題材で、新しい大陸(砂漠で住人なし)に向けて船出し皆さんが新しい国をつくる開拓者となる、という設定で、25の荷物は新しい大陸で新しい国をつくるために用意したもので大切に持っていかなければならないが、嵐や鯨の衝突により、捨てていく荷物を選択していくという学習です。グループで話し合いながら、どれを捨てていくか、その理由も考え発表していました。学習のねらいは「人権は、人間が生きていく上で必要とするものに関係していることを理解すること」「人権は、人間が生きていく上で、だれもが必要とするものであることを理解すること」で、この学習を通して、もう一度人権に向き合い、自分や周りの人の人権を大切にしていける大人になってほしいですね。
6年生は「ちがいのちがい」という題材で、世の中にある様々なちがいが「あってもよいちがい」と「あるとよくないちがい」について考えることを通して、社会における「あるとよくないちがい」についての解決方法や対処の仕方について自分の考えをもち、実践する意識をもたせるための授業でした。6年生になってくると、客観的・論理的に考える力も伸びてきています。また、世の中の仕組みや矛盾点にも気づき出す年頃です。みんなで話し合いながら、それぞれの価値観を共有しあい、人権感覚を磨いていくとてもよい学習でした。