9月10日(水)
今日は、1・2年生がプール開き以来の2回目水泳学習がありました。先週金曜日は、残念ながら雨の影響で中止となったため、子ども達も心待ちにしていたようです。小学校における水泳学習の指導要領では、低学年は「水遊び」、中学年は「浮く・泳ぐ運動」、高学年は「水泳」として、段階的に泳法を身につけ、安全に水泳を楽しむことを目的としています。低学年の「水遊び」では、次の運動を楽しく行い、その動きができるようにすることが目標です。
ア 水に慣れる遊びでは、水につかったり移動したりすること。
イ 浮く・もぐる遊びでは、水に浮いたりもぐったり、水中で息を吐いたりすること。
1・2時間目の1年生は、バディ(安全確保と学習効果向上を目的とした二人一組のペアのことでバディ同士がお互いの安全を確認し合う「バディシステム」により、事故防止と学習の質を高めること)の達人を目指す練習から始まり、洗濯機(みんなでプールを回ってかき混ぜ、洗濯機のような水の流れを作る遊び)や顔つけ、息継ぎ、水中じゃんけんなどで、水に慣れる動きをしていました。安全第一で、子ども達が楽しく水慣れできるように指導していきたいと思います。
3・4時間目の2年生は、「浮く・もぐる」を中心に授業をしていました。水慣れの水中ダンスの後、うさぎとワニのポーズで水を進み、少しずつ顔を水につけていきます。同時に、水中での動きを確認しながら、「浮く」ことにつなげていきます。また「宝探し」で水中に沈んでいるボール(お宝)を拾って、数の多さを競うゲームをしながら、「もぐる」動きにも慣れさせていきました。少しずつ水への抵抗をなくし、水の中で自分の身体をコントロールしながら命を守れるようにしていきたいですね。