5年生の授業の様子

2024年10月21日月曜日

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 10月21日(月)

 昨日から一気に気温も下がり、長袖が恋しくなってくる季節になってきました。「秋の夜長・・・」という言葉もありますが、日暮れもずいぶん早くなり、ゆったりと夜の読書を楽しむ季節になってきたように感じます。いよいよ今週末には運動会が予定されていますが、少しお天気が心配されます。何とか持ちこたえてほしいと祈るばかりです。

 今日は、5年生の授業を見に行きました。国語「注文の多い料理店」を学習しているクラスでは、4人グループで話し合いをしながら、二人の紳士と山猫の気持ちを読み取っていく学習をしていました。この学習の目的は「人物像や物語などの全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりすること」で、ここでいう「物語の面白さ」というのは、「登場人物の人物像の面白さ」「物語の全体像の面白さ」「表現の面白さ」のことです。宮沢賢治の独特の表現と世界観を楽しむ一方、しっかりと叙述(登場人物の行動や会話、場面の様子などを表している複数の叙述)に即して想像させていく学習になります。ここで難しいのが、読み手の勝手な解釈で、自由に想像を膨らましてはいけない、ということです。子ども達は、何度も何度も文章を読みながら、話し合いを進めています。まさに「読み深める」授業を実践していました。これを機会に、他の宮沢賢治の作品にも興味を持ってもらえると嬉しいですね。


 別のクラスでは、算数の「平均」の学習を行っていました。「何回かはかったデータから、より正確な大きさを知る方法」として、「平均」の考えを使うことを学習しています。この平均は、生活の中でもよく使われます。平均点、平均寿命、平均気温、平均雨量、平均年収、平均・・・様々な場面で活用されますが、「いくつかの量を等しい大きさにならしたもの」というこの「ならす」というあまり聞き慣れない言葉に戸惑う子も多いようです。しっかりと学習をしていきながら、自分の生活の中でもうまく平均を活用できるといいですね。


 英語を学習しているクラスでは、「Can you〜?」「Yes,I can.」「No,I can't.」の表現を学習していました。「口笛を吹くことができますか?」「指パッチンをすることができますか?」「カタツムリを触ることができますか」など、ユニークな質問に答えていきながら、英語に親しんでいました。「Can you speak English?」と子ども達に聞いてあげてください。きっと「Yes I can.」と答えてくれるのではないでしょうか。


 運動会に向けて、運動場をきれいにしてもらいました。ありがとうございました。




このブログでは、伏見小学校の学校の様子をお送りします。

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