5年理科「ヒトのたんじょう」妊婦さん体験と4年算数「およその数の表し方」

2024年10月2日水曜日

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 10月2日(水)

 昨日1年生は遠足で、奈良公園を訪れましたが、観光客がたくさん訪れ、中でも海外のお客様が非常に多く見られたそうです。これから、秋の観光シーズンを迎え交通量や人の行き来も増えてくることと思います。安全には十分気をつけて過ごしましょう。

 今日は、5年生が理科室で妊婦さんの体験するとのことで早速見に行きました。理科で学習している「ヒトのたんじょう」で、実際にお母さんがお腹の中に赤ちゃんがいる時の状態を疑似体験し、生命の誕生の凄さ・素晴らしさを感じてもらうための学習です。お腹の赤ちゃんの代わりに、ナップサックの中にペットボトルを入れたものをお腹のところで固定し、その状態で歩いたり、階段を上ったり、寝転んだり、起き上がったり、靴下の脱ぎ履きをしり・・・、普段何気なくしている動作を、お腹の中に赤ちゃんがいる状態で体験してもらっていました。子ども達は、予想以上の動きづらさにびっくりした様子で、妊婦の大変さをより深く理解し、生命を尊重する気持ちも高まってきたのではないでしょうか。


 4年生は、算数で概数の学習をしています。「四捨五入して、一万の位までの概数にしましょう」「上から◯桁の概数にしましょう」といった問題にチャレンジしていました。この「概数」の考え方は、子ども達には意外に難しく感じる子が多いようです。難しく感じる理由はア.問題の出し方(問の言い回し)が色々あること(例えば『987600』の六桁の数字の問題で①百の位を四捨五入しなさい②四捨五入して、千の位までの概数にしなさい③四捨五入して、上から三桁の概数にしなさい・・・の答えはすべて同じ『988000』)イ.概数の範囲(例えば、一の位で四捨五入して120になる整数のうち、一番小さい数と一番大きい数といった問題)で、「以上」「未満」「以下」という言葉の意味理解も必要になります。4年生になると、具体物ではなく数の抽象概念での理解が必要になりますので、ここでつまずかないようにしっかりと押さえておきたい内容です。実習生が一生懸命教材研究をして授業をしているクラスもありました。生活の中にも概数が使われていることが多いので、お子様と一緒に話題にしてみるのもいいですね。