5月22日(水)
朝晩と昼間の寒暖差を感じる季節です。ご体調を崩されないように気をつけてお過ごしください。日中は、汗ばむ陽気になることもあります。水分補給をしっかりできるよう、少し量多めの水筒を持たせていただきますようお願いします。
さて、2年生教室では「2位数-1・2位数(繰り下がりあり)の筆算の仕方」「減法と加法の関係を理解し、答えの確かめ」の学習を行っていました。2年生の算数で、特につまずきやすい部分です。つまずきを出さないようにするには、生活の中で算数を使うことが大事だと言われます。子どもの思考は「具体→抽象」と成長をしていきますが、まだ2年生は「具体」で表さないと十分理解できないこともあります。生活の中で具体物を見たり扱ったりする中で、計算をさせる習慣を身に付けておけば、計算力は上がってきます。例えば、おやつの時に「あなたと妹で、クッキーを6枚ずつ食べるよ。クッキーはいくついる?」と考えさせてあげてください。いろんな場面で子どもに繰り返し思考させながら生活をしていると、自然に「考える」習慣も身に付いていきます。
4年生のあるクラスでは、道徳で「学校一がんばります宣言」を考えていました。全学年各クラスで、自分の学級がこの1年間頑張ることを決め、それを「伏見っ子ミーティング」(児童運営委員会・3年以上の各学級代表・1・2年生の担任代表で構成される代表者会)に持ち寄り、全校で共有します。全校に自分の学級の「学校一がんばります」を宣言し、1年間頑張るという仕組みです。このクラスでは、グループで話し合い「あいさつをいっぱいする」「廊下の右側を静かに歩く」「掃除を頑張る」「時間(チャイム)を守る」「トイレのスリッパを並べる」「人の話をしっかり聞く」「けじめをしっかりつける」などの意見が出されました。子ども達は、日頃から、学校のルールや先生方の言われることをしっかりと聞いて考えてくれているんだなあ、ととても嬉しくなりました。