7月17日(木)
明日は1学期の終業式、実質1学期の授業のあるのは今日までとなります。6年生教室では、テストの返却や残りの課題、特別の教科道徳の授業、お楽しみ会とそれぞれ1学期の終わりに向けて、時間をフル活用しながら活動していました。
テスト返却では、先生に一人ずつテストを返してもらい、それぞれの表情から結果をどのように受け止めているのかが伝わってきます。間違いやミスが多かったところをみんなで確認し、解答を見ながらやり直しをしていました。夏休みに苦手な教科や単元を自分のペースややり方で復習しておくといいですね。
道徳は「命の旅」というお話で、内容は北海道・知床の動物たちの姿や、その命を食べるという人間の営みを通して、「命の旅」の意味について考える話です。生命を尊重しようとする心情を育てることがめあてで、授業の最後には「自分や友達の命をこれからどのようにしていきたいか」子どもたち自身に問いかけ、考えを導き出していました。改めて「考え」他者と「共有」する活動を繰返しながら、自分自身の価値観や考えを広げていくこと、そして規範意識を高めていくことが大切です。貴重な時間になったことと思います。
鉛筆画のデッサンに取り組んでいるクラスもありました。後方掲示には果物の「いちご」のデッサンがありますが、今回は「ぶどう」のようです。観察力・光と影・比率とバランス・線の質など鉛筆だけで描くからこそ繊細な描写が問われます。子ども達は、タブレットの見本を見ながら、真剣に描く姿が見られました。
最後は廊下まで楽しそうな声が聞こえてくるお楽しみ会をしているクラスです。「何でもバスケット」をみんなで楽しんでいました。和やかな雰囲気と子ども達の弾けるような素敵な笑顔から、クラスの仲間と遊ぶ楽しさや安心感が伝わってきました。最高学年として始まったこの1学期間は、子ども達にとっても緊張や責任感の重圧もいっぱいあったことと思います。お疲れ様でした。