7月10日(木)
少赤(青少年赤十字)委員会の児童による「ユニセフ募金」が昨日より行われています。全校朝会と動画で、募金活動の意義や目的を広め、朝の登校時に募金箱を持って児童玄関前で活動を行ってくれています。グローバル化の視点から、自分や自分の国のことだけでなく、広く世界の現状を把握しながら、自分たちにできることを考え、行動に移してみるきっかけづくりになってくれると嬉しいです。募金にご協力いただいたご家族・児童の皆様に感謝し、確実にみんなの願いが届くように募金手続きを行います。ご協力ありがとうございました。
2年生の国語と算数の授業を見ました。国語の1学期のまとめテストの解答確認をしているクラスでは、一つずつ丁寧に説明・確認しながら、間違っているところを直していました。ちょっとした勘違いや間違いから、全く分からなかった問題もあったかもしれません。このテストで間違えたからこそ次は間違えないよう、より強く意識できると思います。学校は、間違いや失敗をマイナスではなく、プラスにできるようにしていく場、していける場所でありたいものです。
国語「あったらいいな こんなもの」の学習で、グループでの話し合いをしているクラスもありました。「友達の『あったらいいな』を詳しく知ることができる質問をしてみよう」というめあてのもと、お互いに質問をし合いながら、自分の考えを整理しより明確に「あったらいいもの」をイメージしていきます。質問の質によって、会話のレベルや中身も変わってきます。また、質問に対する答えを考えることで、自分の中で不透明な部分を具現化することもできます。「話し合ってよかった」という体験を積み重ねることが大切です。どんな話し合いができ、どんな「あったらいいな」が出てきたのでしょうか。
算数は、どのクラスも「時こくと時間〜時計を生活に生かそう〜」の学習をしていました。「生活に生かす」ことがポイントで、日頃の様子で時間を意識した行動ができているでしょうか?2年生だと、この時間に対する感覚はかなり個人差もあり、「1時間=60分」「1日=24時間」という知識を身に付けるには、生活の中での時間感覚が大切になってきます。時間の概念の習得は、日常で時間を意識した習得や視覚的な支援が大切です。「後、何分でお家を出るよ」「何時何分に迎えに行くよ」など、日常でも時間を活用した約束をすることも多いかと思います。この約束の時間をきちんと守っていくことで、子ども達の時間感覚が正しく身に付いたり、砂時計など時間を視覚的に見ることと結びつけることも重要です。また、時計が読めるようになるには、数字の感覚も大切です。デジタル時計も増えていますが、アナログ時計の読み方も、お家でお話する機会があれば伝えていただけると習得が早まってきます。子ども達にとって時間の概念は、大人が思っている以上に理解が難しい場合があります。時刻と時間の違い、午前と午後の区別、時間の流れの実感など、学校の限られた学習時間内だけでは難しい場合もありますので、ご家庭でも上記のような生活の中で時間感覚を身に付けることを意識していただけると助かります。