7月16日(水)
近年の自然災害や南海トラフ地震に対し、「防災教育」「減災教育」という考え方も浸透してきています。文科省のHPにも、次のような内容があります。
「『防災教育の目的』防災教育は、学校や地域のみならず、様々な機会・場を通じて、1.それぞれが暮らす地域の、災害・社会の特性や防災科学技術等についての知識を備え、減災のために事前に必要な準備をする能力、2.自然災害から身を守り、被災した場合でもその後の生活を乗り切る能力、3.進んで他の人々や地域の安全を支えることができる能力、4.災害からの復興を成し遂げ、安全・安心な社会を構築する能力、といった「 生きる力」を涵養し、能動的に防災に対応することのできる人材を育成するために行われるもの」(文科省HPより抜粋)
本校でも、本年度より5年生を対象に「防災・減災教育」に取り組み、子ども達の防災意識を高めるとともに、地域の防災の担い手を育てていく活動を行っています。伏見地区自主防犯・防災協議会をはじめ、各種団体の協力も得ながら、様々な体験活動を通して、子ども達の知識や経験を増やし、自助から共助につながるように計画を立てて取り組んでいます。今日は奈良市の防災マップを見て、気付きを出し合いながら問題意識を高めていました。
残っている学習課題やテスト直しが終わっている子から、学級のお楽しみ会の準備をしているクラスがありました。自分たちで企画運営するお楽しみ会なので、子ども達の準備する様子は本当に楽しそうです。生き生きとした表情で、みんなが楽しめるように準備している姿を見て、「1学期お疲れ様、みんな本当によく頑張りましたね」と心のなかで大きな拍手を送りました。
図工で焼き物の鉢植え制作をしているクラスもありました。みんな個性的なデザインで、最後の仕上げに一生懸命になっていました。世界に一つだけの素敵な鉢植え、焼き上がりが楽しみですね。ぜひ、お家できれいな一輪を植え、大切に使ってあげてください。