1月30日(木)
国語「『子ども未来科』で何をする」という楽しそうな学習をしているクラスでは、まず教科書を音読し、ここで学ぶべき内容を確認していました。学ぶことを自分たちで決められる教科「こども未来科」という学習があったら、何を学びたいか、そしてよりよい未来のために何を学べばいいかを考え、提案をする学習です。その提案を、事実・意見・感想を区別して説得力のある提案にするのがポイントです。教科書にある動画を確認しながらイメージを膨らませていました。子ども達は、どんな提案をするのでしょうか。
道徳は、有名な絵本「おおきくなるっていうことは」より、「大きくなった」と感じることやその理由を考えさせていました。いよいよもう少しで6年生、最高学年として、学校のリーダーとして活躍していく5年生、少し低学年向けの絵本ですが、今だからこそこの絵本の最後にある「おおきくなるっていうことは じぶんより ちいさなひとが おおくなるってこと」「おおきくなるっていうことは ちいさなひとに やさしくなれるってこと」をじっくりと考えてほしいですね。
算数は「割合をグラフに表して調べよう」の問題やプリントで定着をはかっていました。以前にも書いた通り「割合」の考えや問題が苦手な児童は多いようですが「理解」するためには、たくさんの問題を解きながら、身に付けていくことも大切です。今日は、友達同士で教え合いをしたり、少人数での指導も取り入れ、苦手な児童にも取り組みやすいように工夫しながら取り組んでいました。
理科室では、「もののとけかた」の学習のまとめをしたり、動画を見て学びの発展的な内容を確認していました。新しい指導要領で特に理科の学習で身に付けさせたい力が「学びに向かう力、人間性」です。問題解決の過程において、自然の事象に繰り返し関わったり、自分たちの方法を修正・改善してより妥当な結果を得ようとしたり、友達と協働したりしながら問題を解決しようとしたりするというような主体的に学習に取り組む態度のことを指します。将来の変化を予測することが困難な時代に生きていく子ども達、理科の学習を通してこういった力も育てていきたいですね。