7月4日(木)
今日も朝から気温が高く、熱中症警戒アラートが隣県まで迫ってきています。奈良でも暑さ指数が31を超える予報になっています。熱中症に警戒していきたいと思います。
2年生が算数で水の量「L(リットル)」「dL(デシリットル)」「mL(ミリリットル)」の学習をしています。単位の学習では、そのものの量的感覚が重要です。よく言われる「だいたいこれぐらい」という感覚です。生活体験が多いほど、その感覚は磨かれていきますが、その感覚と知識が結びつけられるかが重要です。学校でも、単に知識だけでなく実際に量を視覚化したり、自分で体感し予想させたりしながらその感覚を養っています。お家でも「長さ」「重さ」「量」など日常生活の中で体感させる機会があれば「それ、だいたい何センチ?」「何グラム?」「何ミリリットル?」と聞いてあげてください。
4年生は国語で、物語の段落分けをしています。グループになって、「どこで段落を分けたらいいか」「どうしてそう考えたか」を話し合いながら意見をまとめ、代表の子が話し合いの結果を発表しています。意見がまとまらず、どんな考えがあったかを発表しているグループもありました。コロナ禍でこういった「ペア・グループ学習」は一切禁止になりましたが、昨年より少しずつ復活してきました。新学習指導要領でも「主体的・対話的で深い学び」「協働的な学び」が重要視されているように、予測困難な時代を迎える子ども達の必要な力として、他者と協力・協働しながら問題を解決していく力も求められています。「グループ・ペア学習」では授業で出た課題に対し一人だけで思考するのではなく、友達と話し合い意見を戦わせながら考えを深めます。「教師による教える授業」から子ども主体の「子ども同士が学び合う授業」への転換が求められています。教育の流れで「ペア・グループ学習」が今後も増えていくことでしょう。