子どもの言葉を大切に

2024年7月8日月曜日

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 7月8日(月)

 「うだるような暑さ」という言葉がぴったりの日が続きます。人間はもちろん、植物も元気が吸い取られているようで、中庭で子ども達が一生懸命水やりをする姿が見られました。

 少赤(青少年赤十字)委員会で、ユニセフ募金活動を行うための宣伝動画を作成し、募金の呼びかけを行ってくれています。テレビのCMでも放映されていますが、世界に目を向けてみると、病気・環境・飢餓・貧困・紛争等で命を落とす子ども達の痛ましい現実から目を背けることは出来ません。明日には募金の紙を持ち帰りますので、ご検討ください。
 2年生教室に行くと、国語①「あったらいいな、こんなもの」と②「夏がいっぱい」という単元を学習していました。①は「自分が考えた『あったらいいもの』について、相手に分かるように、話す事柄や順序を考え、伝えることができる。」というねらい、②は「季節に関わる言葉を探し、経験と結び付けて文章を表すことができる。」というねらいの学習です。①子どもの頃の発想や想像力は豊かで、それを自分の言葉で表現したり、絵で表したりしながら友だちに知らせます。②子どもたちの身の回りの生活場面や経験から出来事や情景を思い浮かべ、夏の言葉集めを行う中で、言葉だけをひろげるのではなく、体験や経験を結びつけることで子どもたちの生活に言葉が根付いていくよう学習していきます。
 「言葉が思考を創り、思考が人生をつくる。」言葉への深い理解が、深い思考へと繋がり、人生をより豊かにする・・・という考えもありますが、言葉を知り、言葉で自分の気持ちや考えを表現する力は、子ども達にとってとても大切です。子どもの言葉を大切に育てていきたいものです。