12月11日(水)
昨日、2024年のノーベル平和賞の授賞式がノルウェーの首都オスロで開かれ、テレビ中継で視聴された方も多いと思います。広島、長崎の被爆者の全国組織、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が受賞されました。被団協代表委員の田中熙巳さんが行った記念講演の中で、次のような言葉がありました。「10年先には直接の体験者としての証言ができるのは数人になるかもしれません。これからは私たちがやってきた運動を、次の世代の皆さんが、工夫して築いていくことを期待しています。」
6年生は、修学旅行で広島を訪問し、平和学習を行ってきました。田中さんが訴えているように、次世代を担う子ども達が、「平和」をどのように捉え、どう発信し、どんな世の中を作っていくのか、一人ひとりが考え工夫していくことが大切です。タイミングよく、本校の取組を表題の通り「ノーベル平和賞受賞記念『折り鶴イベント』」にて発信する機会を得られました。こういった機会を通し、未来を担う子ども達の「平和」への意識を高めていくことも、大切な教育の一環だと思います。昨日の田中さんの公演演説を聴きながら、改めて次世代を育てるための種を蒔くことの大切さを考えさせられました。本校の取組を動画で発信したものを、伏見小HPの「更新情報」に載せておりますので、時間がありましたら御覧ください。