12月17日(水)
今日は、第890回春日若宮おん祭の御渡り式の日です。奈良市の学校は、この伝統行事を子ども達にも伝えていきたいという思いで、通常より早い時間の下校となります。ふるさとの歴史と伝統を肌で感じながら、郷土愛や愛国心、家系や先祖等、自分のルーツを大切にする心を育んでいくことも大切な教育です。おん祭を通して、たくさんのことを学んでほしいですね。
5年生教室に行ってみると、朝から漢字の復習、道徳、英語のテスト、保健のテストと学習のまとめに大忙しの様子です。
5年生では193字の進出漢字を習います。画数も増え覚えるのも大変ですが、反復練習と日常での使用を繰り返しながら身に付けてほしいですね。
道徳は、「言葉は人へのプレゼント〜相手意識を持って話そう〜」という内容で、SNS等での伝達において、文字のみの会話から起こる誤解やトラブルについて考える学習をこなっていました。自分はこういうことを伝えるつもりで書いた文章も、受け取る側がそう捉えるとは限らないことがあることや、ひどい場合は、その一言によって取り返しのつかないトラブルに巻き込まれることがあることなどを考えながら、自分たちがこれから気をつけていかなければならないことを考えていました。高学年から中学生にかけて、スマホでのトラブルに巻き込まれる件数も多くなってきます。お家でも、スマホやその他の通信機器の使い方や管理について、じっくりと話をしていただければありがたいです。
英語のテストは、ヒヤリング形式でのテストも行っていました。CD音源を聞きながら、回答していく形式で、子ども達は真剣に聞き取りながらテストに取り組んでいました。
保健のテストは、以前紹介した「けがの防止」の内容で、授業で習ったことを思い出しながらプリントに記入をしていました。