言葉が広げる 子どもたちの世界

2024年8月30日金曜日

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 8月30日(金)

 8月最後の登校は、台風の心配をよそに、青空が垣間見える気持ちのよい朝で迎えることができました。今晩から明後日日曜にかけ、雨風も強まりそうです。十分安全に気をつけてお過ごしください。

 昨日に引き続き、まだ実施していない1年生のクラスのために、うだ・アニマルパークの方に来ていただき、昨日と同じ「いのちの教育」をしていただきました。「動物にも『心』がある」この2日間、1年生に大切なことを教えていただきありがとうございました。


 「言葉が広げる 子どもたちの世界」4年生の国語教科書の編修趣旨に書かれている言葉です。説明には次のように記されています。「考えるとき、誰かと何かを伝え合うとき、そこには言葉があります。確かで豊かな言葉の力を身につけること。それが、子どもたちが他者と協働しながらよりよく生きていくうえでの支えになります。・・・」今日の4年生の国語「あなたなら、どう言う」の学習は、まさにこの「言葉の力」を身につけるための学習でした。ある場面で、自分ならどのように言うかを考える中で、言葉の力に着目させます。場面は姉と弟の部屋で、姉は友だちが来るので部屋をきれいにしたい、弟は棚を掃除したいので、おもちゃや本やなどのものを出しているところ、という設定です。このとき、姉はなんと言えばいいのかを考えます。3人1組のグループになり、それぞれ①姉役②弟役③二人の会話を聞いて、よい所や問題点の記録役になりロール・プレイしながら、言葉によってどんな気持ちになるかを考えました。子ども達は、弟に「一緒に片付けよう」と言ってあげるとよい等、相手の立場に立って考える発言もできていました。先生から「いきなり自分の考えを押し付けたり、相手の気持ちを拒否したら口論になるよね」「なぜそうしたいのか理由を聞いてあげるといいね」「優しい言い方も大切ですね」などを教えてもらっていました。言葉の大切さに意識を向けられるいい授業でしたね。