1年「いのちの教育」、6年SDGs「在来種と外来種」「平城宮跡の自然『おぎの美術館』」

2024年8月29日木曜日

t f B! P L

8月29日(木) 

 今日はゲストティーチャーによる授業が盛り沢山でした。1年は、春の遠足で現地学習した「うだ・アニマルパーク」による「いのちの教育」の2回目でした。「うだ・アニマルパーク」スタッフがゲストティーチャーとして本校に訪問し、授業を行ってくれました。6年は、奈良教育大学ユネスコクラブの学生と奈良女子大学生活環境学部「平城宮跡アオハルプロジェクト」の学生による共同プロジェクトで本校での授業を行ってくれました。

 1年の「いのちの教育」では、人間と同じように動物も「生きている」ことや、動物も人間と同じように「気持ち」があることなどを、1年生にもよく分かるように、模型や掲示を上手に使って説明してくれました。また「生きている」証拠として、自分や友達の心音を心音マイクを使って拡声する「心音計器」で聞き合いました。最後に、2枚の絵を見て犬の気持ちを考えました。1枚目は、散歩に連れて行ってもらう犬の絵、2枚目は、ケージの中で世話をされず体もケージ内も汚れている犬の絵です。2枚目の犬の気持ちをホワイトボードに書いて、今日の学びを交流していました。地球上の「命」あるものすべてを、人間や自分中心だけでなく、広い視野で考えられる子、そして何より自分の「命」、周りの人の「命」を大切にできる子に育ってほしいと感じました。



 6年は、SDGs(持続可能な開発目標)達成のための学習として、身近な世界遺産「平城宮跡」の自然を守る取組につなげる生態系(在来種と外来種)の学習を行いました。奈良教育大学「ユネスコクラブ」の学生と、奈良女子大学「平城宮跡アオハルプロジェクト」の学生による授業です。学生によるプレゼンやロールプレイ(ブラックバス役とアユ役に分かれ捕食)、まとめにはグループで「外来種を増やさないためにどうしたらいいだろう?」という課題の話し合いを行いました。最後に次回の現地学習(平城宮跡「おぎの美術館」)での活動について、説明をしてもらいました。学習から活動へ、そして未来へつながる大変有意義な学習となりました。


 ご協力いただきましたうだ・アニマルパークの皆様、奈良教育大学・奈良女子大学の関係の先生方と学生の皆様に改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。