夏休みの作品・みんなが先生

2024年8月28日水曜日

t f B! P L
8月28日(水)
 3年生教室に行ってみると、教室の後ろには夏休みの工作や日記が飾られています。工作は貯金箱や木工工作で、どの作品も子どもらしいアイデアと手作りの味わい深さに溢れています。一つひとつの作品を見ながら、一生懸命作る子ども達の姿が目に浮かび、その頑張りに心のなかで大きな拍手を送りました。日記には、旅行やキャンプ、川遊びや登山、観光スポットへのお出かけ、お祭りに行ったこと、保護者の故郷への帰省など、たくさんの思い出がいきいきとした文章で書かれています。そこに、絵や写真も入れて1枚の紙の中にたくさんの思い出が詰まっています。素敵な思い出が子ども達の心を豊かに成長させてくれているんだなあ、とつくづく感じる日記でした。
 3年生は、昨日の2年生と同じく新しい漢字を習っているクラス、ローマ字の学習をしているクラスがありました。2年生との違いは、子ども達が先生の役割をしていたことです。漢字では、子どもが前で見本の漢字やその読み方を書き、さらに書き順をみんなに確認して指示を出しなら練習していきます。1学期に担任の先生がやってくれていたことを、子ども達みんなが先生となりやっているのです。学習が身に付くレベルで、一番高いのが「人に教えること」だと言われます。きっと先生役をした子は、自分が教えた漢字をしっかり覚えることでしょう。また、友だちが教えてくれたことで、他の子も印象に残ったのではないでしょうか。

 ローマ字の学習では、が行「ga.gi.gu.ge.go(GA.GI.GU.GE.GO)」をローマ字ノートで練習をしていました。ノートが早くできて先生に丸をもらった子が、先生役となって次々とノートを出してくるお友達のノートを見てくれていました。3年生になると、こういった事もできるようになるんだ、と改めて子ども達の成長に感心しました。「主体的・対話的で深い学び」が浸透してきているようですね。