9月29日(火)
音楽室の前を通ると、聞き慣れた曲が聞こえてきます。「いつまでも絶えることなく♪〜 友達でいよう♬・・・」5年生が野外活動で歌う曲で、音楽の時間に練習をしていました。楽しみにしている宿泊行事の野外活動、素敵な思い出ができるよう準備も進んでいるようです。
1階廊下から体育館にかけて、4年生が車椅子体験を行っていました。福祉体験学習の一環で、実際に車椅子に乗ったり押したりする体験をしながら、「不自由さの体感」にとどまらず、周囲の環境や他者への向き合い方が変わる「3つの視点」を学びます。1つ目は「乗る側」になって気づく、心の動きと街の課題です。自分の足で歩くときには感じない恐怖心や視線の低さ、町のちょっとした段差や坂など、車椅子にとって優しい街になっているか、という視点です。2つ目は「押す側」になって気づく、責任と技術です。声かけ=安全への第一歩: 「動きますね」「段差を上ります」「右に曲がります」など、次に起こることを事前に伝える大切さや操作の難しさ、正しい介助技術といった、物理的な仕組みに基づいた安全な操作方法を理解します。3つ目は体験の後に生まれる「これからの行動」に対する考えの変化です。単に「かわいそう」「大変だな」で終わらせず、「街で車椅子を見かけたら、どう声をかけたらいいだろう?」「自分に手伝えることは何だろう?」と、主体的に考える姿勢が育ったり、ユニバーサルデザインへの関心「誰もが使いやすい工夫(スロープ、多機能トイレなど)」に自ら気づく目が養われます。すべての人にとって優しく居心地の良い社会にするために、考えることはたくさんありそうですね。